2010年6月25日 (金)

ナマズ釣り入門〜その2・釣り場(小河川・水路)の探し方

今回は、ナマズを釣る場所の探し方です。
私は小河川〜水路をメインに釣っているので、大きな川などではポイントの探し方や狙い方がまったく異なる場合があるので、そのあたりはご理解下さい。

私が川を探す条件は次の4つ。

・河川流域に田んぼがある
・浅い場所(50cm前後)がある
・ガンガン流れではない
・ブラックバスが多く生息していない

ではそれぞれの項目を解説していきましょう。

・河川流域に田んぼがある
これは、ナマズが田んぼや田んぼ脇の水路などに産卵するからです。
上下5kmを見て田んぼが無い場所では鯰はあまり生息していないと思います(大河川や大河川からの流入河川に限ってはこの限りではないようですが)。
逆に言えば、田んぼさえあれば数メートルの川幅の水路から、20〜30m前後の川幅の小河川まで、鯰は高確率で生息していると言うことです。

・浅い場所(50cm前後)がある
これも重要で、鯰がトップウォータールアーにバイトしてくるのは、だいたい浅い場所です。
水深はそれこそ20cmもあればバイトしてくる可能性はあります。
私が釣りをする場所は、岸際が浅く、流芯は1〜2mほどの場所が多いです。
ずっと浅くなくても、浅い場所と深い場所が混合した川ならば、どこかしらにトップウォータールアーへ反応するポイントがあるはずです。

・ガンガン流れではない
これは場所にもよるのですが、川幅が狭く、ストレートで水深の浅い場所ではガンガン流れだとナマズの着き場がないので釣れません。
ただし、上記の条件でもところどころ水深が深くなっている場所があったり、岸際に葦や障害物があってタルミが出来ているような場所には着いている可能性が高いので、キャストしてみる価値はあります。
河川によっては、全体的にはまったりとした流れなんだけど、一部区間が瀬のように浅くなっていてその部分だけ流れが速い……という場所もありますよね。そういうところなら、流れが速くても鯰が潜んでいる可能性があります。

・ブラックバスが多く生息していない
最後の条件ですが、どうもブラックバスが多く生息している川では、狙って効率よく鯰を釣ることが難しいようです。これも場所にもよるとは思いますが、私の家の半径40km以内では顕著にこの傾向が出ています(告知や雷とはそれほど問題なく共存できているようです)。

上記の条件を見たし、岸際に草、人工物などの障害物があれば投げてみる価値アリです。
まずはとにかく色々な場所へ投げてみて、初めの1バイトを目指しましょう!
といってもどこへ投げればいいのかわからない……という人のために、川が絞れたところでどこへ投げればいいのか、次回はポイントの選び方について書きたいと思います。

ちなみに私は新規開拓でも明るいうちにポイントを下見するということはまったくしないのですが、慣れないうちは夕方明るいうちにひととおり下見しておいて、暗くなってから釣りを開始したほうが危険が少ないと思います。
下見をしない、するに関わらず、足場が高く落ちたら上がる場所が無いところや、岸際まで草が生えている場所は危険なので、近寄らないほうが懸命です。足場がいいところでも十分釣りになりますから……。


ここから先は書かなくてもいいことだと思いますが、念のために書いておきます。

夜間に釣る場合はとくに、住宅街での釣行は避けたいところです。
住宅街でなくとも、近くに家がある場所では静かに釣りをするようにしましょう。自分が逆の立場だったら、見ず知らずの人間が近所で騒いでいたら嫌ですよね?

最後にポイントを探す上では駐車場所も重要です。
鯰を釣りにいくフィールドでは、一部都心区域を除けば路肩に駐車できるスペースがあるところが多いと思いますが、街が近ければ近いほど駐車場所は限られてしまいます。近隣の方に迷惑となる駐車をするとトラブルが起こることもあると思いますので、安全に車を置ける場所に駐車して、そこからポイントまで歩くようにしましょう。駐車場所がまったく無い場合は、そこは縁がなかったと思って諦めることも必要です。

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2010年5月26日 (水)

ナマズ釣り入門〜その1・ナマズ釣りの魅力とは?

ぜんぜん更新していないブログですが、今年は去年以上にナマズを始めたい人や始めたばかりの人の訪問も多いようです。
なので、ちょっと入門的なことを何回かに分けて書いてみたいと思います。
あくまでも個人的な考えなので、人によっては?と思われる方もいるかと思いますが、あくまで水路や小河川をメインフィールドにしている私なりの意見となりますのであしからず。


まず初めに、鯰はかなり広範囲に生息している魚(のよう)です。
のようです、というのは、私は家の半径40km以上のエリアではあまりナマズ釣りをしたことがないからです。でも北海道の友人も九州の友人も地元で鯰が釣れると言っていたので、高原以外なら(唯一某高原に住んでいる友人だけ地元では鯰を見たことが無いと言っていたので)水路から大河川までほとんどの場所で釣ることができるんだと思います。

で、釣り方ですが、基本は夜がメイン(もちろん日中でも釣れますが)。
水面へ激しいアタックがあるので、ジッターバグやクレイジークローラーといったトップウォータルアーを投げて釣るのが楽しいですね。

釣り方自体は単純で、鯰が居そうな場所へルアーを投げて、ただ巻きするだけ。
水面をコポコポ一定のリズムで引いてきて、近くにいた鯰がルアーに気づけばまずアタックしてきます。

アタックは、ルアーへいきなり喰いついてくることもありますが、だいたいはルアーの軌跡に対して、

パシュ、パシュッ!

っと出てくることが多いので、なかなか乗らない(針掛かりしない)ことが多いです。
針掛かりしなかったナマズは、同じ場所へフォローキャストすれば、またパシュッとバイトしてくることがほとんどです(時期にもよりますが)。
この、乗らなくても辺りに響く心地よいバイト音がたまらなく気持ちいい釣りなのです。


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ここまで読んだ人は、

で、どこへ行けば釣れるの?

と思うかもしれません。
ここで鯰の食性についてちょっと考えてみましょう。

自然のフィールドで生きている生物は、人間のように食べたいときに物を食べられるわけではありません。
ですから、エサを取るチャンスがあれば、迷わず捕食します。
たとえば渓流でイワナやヤマメを釣ったら口からカエルの足や小魚の尻尾がはみ出していた……とか、シーバスを釣ったらイワシを吐き出したとか、捕食する側の魚はとにかく口の奥に食べたものが入っていてもさらに安易に食べられそうな獲物に喰いつく習性があります。食べられるときに食べておかないと、次はいつ獲物を食べられるかわかりませんから当然ですね。

で、鯰に話しを戻しますが、どうやら鯰はさらにこの傾向が強いようで、腹がパンパンになっていてもまだ獲物を取りに行動します。
何が言いたいのかというと、ナマズは居そうなポイントさえわかれば、そこへルアーを投げればけっこう高確率で釣れてしまうのです。


へぇ〜、それで?
と言う人もいるかもしれませんが、で、何が言いたいのかというと、ナマズ釣りは、

ナマズがいる場所へ投げればかなり高い確率で釣れちゃう

ので、

ハッキリ言って、人に釣れるポイントを教えてもらって釣りに行っても、何も面白さがわからない釣り

だと私は思います。


そう、鯰は

釣れるポイントを探すのが楽しい釣り!

なのです。

ナマズがいるのかどうかわからない……そんな川でルアーを投げていて、

パシュッ!

というバイト音が聞こえたら、楽しいと思いませんか?
バイトが出るかどうか分からない場所で、あそこは居そう……と思ったところにワクワクしながら投げて、思った通りの場所でバイトがあったらどうでしょうか? 対岸のエグレやボサ下といったピンポイントだったり、落ち込み直下だったり、自分がここは居そう! と思ったところでバイトが出るようになったら、きっとナマズ釣りの虜になってしまうことでしょう。

もちろん日々条件が変わるので、毎回同じ場所で出るとは限りませんが(ポイントがわかっていてもボウズの日もあります)、ひとたび鯰がトップに出る条件がわかれば、同じような条件を満たす場所がある川を探していけばいいので、どんどんマイポイントを増やしていくことが可能です。


とはいえ、ゼロから鯰の釣れそうな場所を探すとなると、大変と言えばちょっと大変ですよね。
でも、自分の力でゼロから鯰の釣れる条件を見つけた方が、次のポイントを開拓しやすいですし、なにより人に聞いて行ったポイントで釣れても、なぜそこで鯰が釣れたのかその条件がわからなければさらにポイントを開拓していくことは難しいので、きっとこの釣りにすぐ飽きてしまうと思います(まぁ人それぞれでしょうけどね)。

では、どんな場所を探して釣りをすればいいのか?
次回は自分なりの鯰釣り場の探し方を書きたいと思います。

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2010年3月 9日 (火)

禁釣り!

渓流も解禁し、今週末から気温もグッとたかくなるようなのでそろそろ鯰も開幕……。
と楽しい釣りものが増えてくる春ですが、




しばらく釣りには行きません!




そうです。禁釣りです。
これから2週間、一切の釣りをいたしません。
2週間……いや、もっとかも……。




仕事が超忙しい!




というわけではありませんが(むしろ暇?)、釣りには行きません。
どんなにコイ日和でも、コ式を持って出かけたりはしません。
仕事のお客さんに誘われても、船に乗ったりしません。
今年もすごそうな都留の解禁にも行きません。
ついでに釣具店にも行きません。




禁釣りです!!

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2010年3月 5日 (金)

ファットローチ新入荷です!

ダイビングローチに引き続き、ファットローチも入荷しました!
このファットローチ、サイズが5cmになっただけでなく、名前のとおりワイドボディでローチよりも流れに強いです!


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個人的なお勧めは写っている6色。
左上から銀黒オレンジ、レッドトラウト、イワナ、チャートヤマメ、ピンクヤマメ、シマドジョウ(プレミアムカラー)。
特にヤマメに効きそうなのは前の4色ですね!
デカニジがいるような川では、ピンクヤマメも外せません。
スカジットらしいオイルメッキのプレミアムカラーは出荷数が少なそうなので、欲しい人は先に確保しておいた方がいいでしょう。

ファットローチが発売したことにより、ローチ3兄弟が出そろいました。


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仕事じゃないんで超適当撮りですが、上からファットローチ、ダイビングローチ、ローチ。
こうやって見比べてもファットローチはボリューム満点。某デカニジポイントとかで使ったらスゴいことになりそうな予感。

先日、仕事の合間に渓流でちょっとだけ投げてみましたが、ジョイントミノーなのにメッツの5cm(どちらも4g)と同じくらい飛びました。
短時間で釣果を出そうと思ってファットローチとメッツばかり投げていたので、ダイビングローチとローチがどれくらい違うのか検証しませんでした……。
でも、使い方によってはどれも強力な助っ人になってくれそうです。

釣果は間違いなく尺はあるであろうヤマメを1匹バラしたのみ……。あと1時間くらい釣りができればと思うと……残念。
まぁ、ゆっくりプライベート釣行に行けるようになるのはもうちょっと先でしょうね。

メーカーページはこちら
【スカジットデザインズ ファットローチ】
http://skagit.co.jp/catalogue09/loach_fat/index.html

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2010年2月25日 (木)

2/25 コ式鯉釣り

フリーホイールさんへ打ち合わせに行く用件があったので、行きがてらコイを釣ってきました。

場所はもちろんあのドブ。今日くらい暖かいとちょっとかぐわしいです……。こりゃ気温が上がったら厳しいだろうなぁ。
というように今日は暖かいのですが、なんといっても南の暴風。
パンを撒くも風に煽られて流れて行きません……。さっさと終わらせて打ち合わせに行こうかとも思いましたが、せっかく来たのだし、食べかけの6/8の食パンならここでの釣りなら長く持たないだろうから、釣行続行!

しばらく南下したところで対岸岸際のあたりだけ風を受けにくくなっていて、やっとパンが流れて行くようになりましたが、待っても待っても下流もぜ〜んぜんと反応が出ません。
極たま〜にモヤっとするものの、パンをくわえに水面に出るというより、水中からパンを突くような感じ。これじゃ風を受けて波紋を立てているコ式なんか警戒して喰わないだろうなぁ。

歩いてはパンを撒き、枯れた葦に隠れたままじ〜っと待ってを繰り返し(端から見たら滑稽だろうな……)、やっとこさバイトがあったと思ったが、パンをくわえきる前にコ式に気づいて潜ってしまった。

それからも移動、待ちを繰り返し、や〜っと喰いました!


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掛かって岸際へ近づくとき、ドブの洗礼を受けて右足泥だらけになりつつネットイン。
上げるまでは70後半かと思ったが、計ったら70cmの中ゴイサイズ。サイズのわりに太っていてごついのでデカく見えたようだ。

この間、1時間くらい。ここまで苦労するのも久しぶり……。
結局1時間半くらいやって、バイト数はわずかに3回。いや〜厳しかった。
活性が低いだけあってあまり引きませんでしたが、やはりノベ竿楽しい。

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2010年2月22日 (月)

2/21 東京湾ショウサイフグ

ついに








ついに












ついに!












この日がやって来ました!












思えば爆釣を夢見て砕け散ったあの日……。
苦節4回目……。












とうとうこの日が来ました!












ついに
















ついに釣れました!
















超高級……!
















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1匹9,000円のショウサイフグ!(涙)








ええ、1匹しか釣れませんでした……。
前日が貧果だったのでまさかとは思いましたが、当日は朝から天気もこんなでうねりも強く、

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予報のようには晴れずクソ寒いです(富士山もほとんど見えね)。
前半ポツリ、ポツリとはフグのアタリもあったのですが、眠気と寒さで全然集中できず……。
もともとスロースターターで後半になってやっと集中力が高くなってくるのですが、

後半ほぼアタリなし!(泣)

周りもほとんど釣れてません。
前半ダメでも後半復調する日なら、後半だけなら周りの人より数多く釣る自信があるのですが、もうお手上げ状態です。ハイ。

時々釣れるのといえば、

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とか、なぜかハリを底から50cmくらい上げているのに掛かってくるシロギス……。
っていうか、

フグよりシロギスの方が多く釣れるんですけど(涙)

ええもう途中から今日はシロギス釣りに来てるんだと思い込むようにしました。




キス釣りに来たら、なんと、なんと……








なんと、外道でフグ釣れちゃいました! ラッキー!












……












なんか悲しくなって来た……orz




まぁ、幻の魚にならなかっただけよかったのですが……。

帰り道、家に


『超高級なフグが釣れました刺身で大事に食べましょう


とメールを送ったら、


『えーちょーこーきゅーフグどんなのかのう』


と帰ってきました……。








これって優しさですか!?








と一瞬悩みましたが、本当に高級なフグ(トラフグとかアカメフグ)が釣れたと思ったらしいです……。

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これだけなんで、捌いたら、

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これだけですからねぇ。
前に釣って冷凍しておいたのを解凍して一緒に食べましたが、フグは冷凍しても刺身うまいですね!

ちなみに外道のおみやげは、

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シロギス、クラカケトラギス、トラギスとキスオンパレード(写真は各代表)。トラギスはメスも何匹か釣れましたが、すべて抱卵していたのでお帰り願いました。まぁ天ぷらのタネとしてはいいおみやげになったけどねぇ。

まぁ、釣りですからこんなこともありますよね。でもせめて5匹は釣りたかったなぁ。
来月から4月中旬までは仕事が忙しそうなので、来週は『春の鯉釣り』『座間養魚場』の2本をお送りします。

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2010年2月18日 (木)

ダイビングローチ入荷しました!

毎日寒いですね〜。
寒いのもありますが、仕事が忙しくて釣りに行けてません……。
さくっとコイ釣りくらい行きたいんですけど、明日も昼は打ち合わせが入ってるので難しいだろうなぁ。

あと2週間もすれば、関東近郊の渓流も解禁!
というわけで、スカジットデザインズ話題の新製品、ダイビングローチが入荷しました!


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ローチのオレンジの台紙と違い、ダイビングローチはグリーンの台紙にオレンジ色のロゴが映える作りになってます。

左から今年のプレミアムカラーのシマドジョウ、昨年プレミアムカラーだったシークレットヤマメ、絶対に外せないピンクヤマメと金黒オレンジ。
プレミアムカラーはオイルメッキ。他は縦ホロです。


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こちらは今年の新色、レッドトラウト、サビヤマメ/レッド、アユ。すべてメッキ仕様。
これで今シーズンの解禁はバッチリでしょう!!

もうひとつの期待の新製品『ファットローチ』は2月末頃に発売するみたいですね。こちらも期待大です!

メーカーページはこちら
【スカジットデザインズ ダイビングローチ】
http://skagit.co.jp/catalogue09/loach_div/index.html

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2010年2月12日 (金)

国際フィッシングショー2010へ行ってきました

今年も横浜のフィッシングショーへ行ってきました。
例のごとく年に数回しか満員電車に乗らないので面倒だなぁと思っていたら、現地で待ち合わせをした人もまったく同じことを言ってました(笑)。

とりあえず空いてるうちに、混みそうなブースを見ることに。
まずはシマノ。


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お目当てはもちろんニューステラ!
今ならステラの展示台に誰もいないので、全番手触り放題!
いや〜、フィーリング滑らかですね。さすがシマノのフラッグシップ。
ギアの大口径化は実際に使ってみないと差がわからないんだろうけど、実際に使うことはほとんど無いでしょう……。

シマノではほかに気になっていたコンプレックスCI4を見たが、こちらはやはりCI4ギア独特のシャーシャー感が気になる……(ステラ触ったあとだから仕方ないんだろうけど)。とはいえ2000番のハイギアで軽量なのでちょっと欲しいリールですね。



ダイワのブースへ行く途中、スミスのブースが目に入ったのでちょっと寄り道。
やっぱり出るみたいですね、


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鯰人のスピニングモデル。


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NAZ-S65MLという型番で、長さは6フィート5インチ。今流行りのKガイドを搭載しています。
MLということですが、3インチ長い分か触った感じはベイトのNAZ-62MLより柔らかい感じ。スタッフの人に声をかけてみると、どうやら軽量プラグを扱えるように柔らかめの仕様になっているようですが、


いったい何gのルアー投げるんですか?


と思わないでも無いんだけど。


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4月頃発売予定だそうですが、個人的にこれはまったく必要なし。グラスの6.6fスピニングロッドならテーパー&シェイプのを持ってるし、そもそも鯰にスピニング使おうとは思いませんからね。

キャタピーは新色が追加、


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そして、鯰ファンイチバンの目玉と言えば、


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BATAPY(バタピー)新作ノイジーじゃないでしょうか。
羽がかなり前についているのと、目のところと上部にケミを刺す穴が開いているのが特徴的です。


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ウエイトも16.2gとちょうど良いので、これはちょっと期待できそうです。とりあえず1つ買って使ってみたいですね。
そういえば昨年出たナマジーは、1つ買いましたがパッケージから出してすらいません……。



お次はダイワ。
なんだか携帯電話の販売ブースみたい(他の人も同じことを言ってたけど)な外観。
こちらのお目当ては、


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もちろんニューセルテート!
マグシールドがどんなものなか前情報を全然仕入れていなかったので聞いてみると、


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こんなふうに磁気を帯びたオイルがローターとボディの間にシールドして、


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水の侵入を防ぐそうです。
オイルは基本的にメンテナンスフリー。磁気は永久なので、とくにオイルの差し替えなども必要ないとのこと。
ただし、オイルが流れたりほかの部分から水が入ったりする可能性があるので、水没させるのはNGだそうです。

このマグシールドを採用することにより大きく変わったのは、


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このローターの形。
今までのリールでは水が入らないようにするために従来の形が絶対だったようですが、マグシールドを採用したおかげでローターの肉抜きが可能になり、エアローターの名のとおり約15%の軽量化と同時にリールヘッドの持ち重りを無くし、ロッドの操作性を上げることができるらしい。
このニューセルテートが商売的に成功したら、将来的にダイワのリールは間違いなくこの形へ移行して行くんでしょう。


ダイワブースでほかに気になったのは、


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ダイワZ。
なんか日本人ってZっていう言葉に弱いような気が……。Zって付くだけでカッコいい気がするのは、やはりマジンガーZの影響なんですかね?


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REAL FOURのロープロベイトということで期待していた人も多いと思いますけど、個人的にはデザインも全然OK。RYOUGAよりこっちが欲しい。

ロープロと言えば、


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ピクシーの後継機、PX-68も登場。欲しいけど買わないだろうなぁ。
他には、


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RYOUGAに1000番が登場。これも欲しいけど買わないだろうなぁ。
個人的には2000番の深溝スプールとか出してくれると嬉しいんだけど……。



ここで10時になり一般の人が入ってきたので、ダイワブースをあとにして、ぐるっと一回りすることに。
まずはアブのブース。


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新作のRevo NEOSリール。
軽量で巻き心地もよく、ドラグも上下2ベアリング(1つは大口径)と基本性能はかなりよさげ。
スプールリングも強靭なようで、見た目もカッコいいし新たに2000〜2500番のスピニングを買うことがあったらこれも候補に入れてもいいかも。


バークレーのブースでは


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毎年恒例のガルプの舞を見て(他は一切見てないけど)、


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エサを扱ってるブースでブドウ虫を眺め(昔、ブドウムシにものすごく詳しいスタッフがいたので話を聞きたかったんだけど、居ないみたい……)、


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影山産業で小林重工がらみの商品を眺め、小林重工と少ししゃべって(重工の写真撮るの忘れた)、
ぐるっと一回りして、知り合いに挨拶してメシ。


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昨年同様穴子丼600円にしました。
ボリューム的にはこれがいちばんお勧めっぽい気がしますね。

それにしても今日はスゴい人でした。
去年はこんなに混んでいなかった気がするんだけど、今日は午前中からかなり人が多かったですね。人が多かったので、今日来ているはずのいくつかの釣具店店員さんには遭遇できませんでした……。

でも、年に一度フィッシングショーでしかお会いできない知り合いや、昔の仕事仲間、昔お世話になったショップの店員さんに会ったりできたので(ショーの内容よりこっちがメインですね)楽しい一日でした。


最後に、今回ゲットしたカタログの一部。


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ちなみにスカジットデザインズのカタログはフィッシングショー会場ではなく、明日明後日限定オープンのSANSUIみなとみらい店で販売されるのでお間違え無く。

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2010年2月10日 (水)

冬の鯉釣り〜ノベ竿でコ式編

いちばん身近なビッグゲームと言えば、やはり

コイ!

綺麗な川がいいだとか、食べて美味しい魚がいいとかいう人も、一度は目を向けて欲しい

近所のドブ!








今回訪れたドブ川は、最近日本でいちばん小林重工が出現する確率が高いドブと噂される市川市の国分川。えぇ、某ブログによく出てくる川なんで実名での登場です。


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川幅5mくらいのストレートなドブなので情緒もへったくれもありませんが、新たに購入したノベ竿でとりあえず1匹釣りたかったので行ってきました。
今回用意したのは21尺(6.3m)のコイ竿。以前15尺で苦戦したけど、これなら大丈夫でしょう!

と軽い気持ちで始めてみたものの、

これでも短いくらい!

いえね、この長さなら十分釣りになるんでしょうけど、もう活性が低すぎでしょう……。
数回バイトはあったものの、パンを吸い込むと言うよりちょっとつまむくらいなのでもちろんフッキングせず……。何度か数匹の鯉がパンの奪い合いをしているところがあったけど(こういうところに遭遇したらまずアタックがある)、コ式には無反応……。
いやいや難しい。普段のリール竿を持ってくれば、むしろいつもの川よりも全然簡単な場所なんですけどねぇ。




かなり頑張ってパンを撒いたのですが、ノベ竿だとパンを撒く量がハンパではないので、1時間ちょいで食パン1斤終了……。
もちろん1斤しかもってきていないので、最後の望みを込めて撒き餌をしたままコ式と一緒にゆっくり下って行くも、反応は出ず。

しばらく歩いたカーブのところで、先に流れていた撒き餌に反応するコイを発見。おそらくここが最後のチャンスだろう。
すると対岸側底からゆっくりと上がってきた鯉が、コ式のパンに

パクリ!

おっしゃ、喰った!
というか、

やっと喰った!(涙)

アワセをいれると、グン、グン、グンとけっこうな引き!
橋の下をくぐってすぐのところで掛かったので気づかなかったが、

上に電線がありました!(汗)

こんなとこで感電したらシャレにならないので、上流に走る鯉を下流へ誘導し、少し疲れるのを待ちます。
グイグイ引いたあとやっとおとなしくなったので、ラインを掴んでランディング……しようとおもったら、ラインが手前から出ていた枯れ草に絡んでしまった。やばい……。

枯れ草を外そうと引っ張っていると、バレずには済んだがまたもやコイが走り出した。ラインを掴んでいた指がアツくなったので咄嗟に放し(細いラインだったら指切れてますね……)、再び竿でファイト!
さっきまでのおとなしかったのが嘘のようにまた走り出します。

いや〜、いいっすね、このパワー!
再び弱らせて今度こそネットイン!


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75cmの中ゴイでしたが、なかなかいいファイトでした。
とはいえこれでもここではまだまだアベレージサイズ(らしい)。こんなところにメーター近いサイズもいるというから恐ろしい。

それにしても、


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太っ!
いつも釣る川より、あきらかに太いでしょ! まぁいつもの川より圧倒的にドブ臭がするので、生活排水がいっぱいなんでしょうね。




子供の頃にノベ竿で鯉釣りはしたことがありますが、あの頃釣っていたのは40cmくらいまでだった記憶が……。
それにくらべれば、このサイズはまさに

シビれる!

ものがありましたが、竿が強すぎたのかまだまだ竿には余裕がある感じでした。
むしろ引き自体はいつものルアーロッドの方がすごいかな?

それはともかく、ノベ竿のコ式面白いですね〜。
活性が高くないとなかなか掛からないので初めての方にはリール竿を薦めますが、リール竿でのコ式に慣れている人は、ぜひノベ竿もやってみて欲しいですね。

とりあえずノベ竿も、

目指せ90アップ!

かな。

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2010年2月 9日 (火)

2/7 東京湾ショウサイフグ

懲りもせず行ってきました、ショウサイフグ。
今日は一人ではなくフグ初挑戦の同行者が一緒。
日曜なので混むのかと思いきや乗った船はガラガラ。かなり快適に釣りが出来そうです。
思ったほど寒くないのとお湯をいれるボールを持って行ったので、エビの殻剥きも前回のように辛くありません。


Sany1093


海はうねりがありますが、今日も富士山がキレイ。
スタートするもしばらくアタリなし。アタリが出だしてもハリス切られ……。
4匹連続でハリスを切られたところで、同行のたかたかさんにヒット!

「なんかよくわからないよ」

と言っていましたが、アタリが出始めると

「やっと面白くなってきた」

とのことですが、こちらはかなり苦戦……。
やっと上がったのは、

Sany1099


ちょっとうれしい一荷。
その後2匹追加してやっと4匹。

「いや〜、難しいね〜」

とたかたかさんが言っていたので、もし全然釣れていないようなら自分も釣れてないけど、お土産にわけてあげよう……なんて思いながらバケツを覗いてみると、

すでに9匹!

ぜ、全然釣れてるんですけど……。
むしろ、

このままだったらこっちがわけてもらいたいくらいです

まぁ、まだ前半戦が終わったところだからね。後半ガンバロウッと!
ところが、中盤から突然の突風!
風速15mでアタリが全然わからない!
そんななかでもたかたかさんは順調にキャッチ。さ、さすが……!


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ひさしぶりにやっと来たとおもったら、カサゴ……。
風が少し弱くなったので、頑張ってアタリをとってみると、ん? 意外にわかるもんだな。
相変わらずバラシはあるものの、2回一荷もあったりと徐々に数が伸びる。
カワハギでもそうですが、毎度後半の頑張りでけっこう数が釣れるんですよね〜。


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とはいえ後半は小型ばかり。
前半に大きそうなのを数匹バラしているので、それが大きく響くなぁ。
最後の流しで2回アタリがあったものののせられず、最終的には、


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15匹とまぁまぁな結果。とはいえチビが多いのは残念。
たかたかさんは16匹とさすがの釣果! 面白かったとのことなので、是非また行きたいですね!


それにしても、


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フグ刺しウマすぎ!!

1日目はぷりぷりとした食感がいいですが、味は2日目の方が甘みが増していい感じ。贅沢食いが出来るのも釣り人の特権です!
刺身はもちろんですが、鍋もいいですね。
そして締めの


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フグ雑炊!
もううますぎでしょ。
間違いなく正月に食べてきたトラフグ鍋よりうまいでしょう!(圧倒的に量が違うし)
今回はいろいろわかったことが多かったのでまた行きたいのですが、次行けるのはいつかなぁ。

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