2010年5月26日 (水)

Adobe Creative Suite 5アップグレード版が届きました

申し込んでいたAdobe CS5アップグレード版が本日届きました。28日発売ってなっていたので来月に来るのかと思ったら、申し込みが早かったからか以外にも発売前に来ちゃいましたね。

フルインストールするには19.9GB必要とのことですが(MasterCollection)、現状そんなに空きがないのでとりあえずPhotoshop CS5のみインストール(2.5GB)してみました。

で、さっそくスポット修復ブラシツールのコンテンツに応じた塗りで電線消しをしてみました。


Cs51


間違い探しみたいですが、なぞるだけでこれくらいの効果があります。
設定を詰めていけば実用性がありそうですね。

お次はパペットワープ。
この機能自体はAfterEffectsに以前からあったので別段驚くことはありませんが、なにかのときに使えるのかも。

Cs52


細かいところは置いておいて、ツールのみでほんの数分でここまで出来てしまうので、しっかり作業したらかなりいろいろ出来そう……な気もしますが、あまり使わないかな?

CS5でなにがいいって、iMac2006Late+PhotoshopCS4で認識しなかったOpenGLがきちんと認識するので、やっとフルに機能が使えるようになったことです。

PremireとIndesignも試してみたいのですが、こっちは落ち着いてからかな。
そうそう、今回はインストーラディスクがトールケースではなく紙スリーブでした。高い買い物なので、できればこういうところはケチって欲しくなかったですねぇ……。

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2009年3月17日 (火)

ちょっと落ち着いた

今日(すでに昨日)になって、ちょっと仕事が落ち着きました。
といっても、納品&打ち合わせ(ダベリ)から帰って来たのは0時30分だし……。まぁ、帰宅後に明日の分の仕事をかなり終わらせたので、明日は昼からフリーになるだろうからコイ&管理釣り場でも行ってこようと思ってます。

管理釣り場といえば、最近はどの釣り場へ行っても平日にもかかわらずけっこう客がいる様な気がしますね。
釣り場によってはオーナーに話を聞くと、
「釣りブームが来てるって実感できるくらい、客が増えつつある」
という場所もあります。

『不景気になると釣りが流行る』

と昔からいわれているようですが、昨年末はそれほど管釣りは賑わっていない印象だったので、いよいよ本当に不景気もどん底まで来たってことなんでしょうかね。
今日納品に行った先のお客さんは、
「それは、もっとお金がかかる趣味をやっていた人が、身近でお金のかからない趣味へ移行する過渡期だから、近場で楽しみやすい管理釣り場が流行ってるんじゃない……?」
と言っていました。
なるほど、言われてみればそうですね。収入が減っているんだから、楽しめてよりお金がかからないものに趣味もシフトしますよね。
さらに、
「上から下へお金がかからない趣味へ移行するなら、場所代の高い管理釣り場からもっと下へ移ることも考えられるよね」
とのこと。
そういう意味ではこれからバスが再びブームになるかもしれないし、安近短でお手軽なビッグゲーム、コイもさらに注目されるかもしれませんね(ここでの上、下っていうのは、あくまでお金がかかる、かからないって言う話なので、釣り物に対してではありません。念のため)。

もうすぐ映画版釣りキチ三平も公開するので、大々的な釣りブームが来るといいですね。
釣りキチ三平が、見終わった時に
「僕も釣りやってみたい!」
と思わせる様な映画であることを祈っています(ただのヒューマンドラマだったら、チャンチャン、で終わっちゃうだろうからね)。

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2009年3月10日 (火)

忙しいっす!

久々に悲鳴が出るほど(でもないか)忙しいです。
渓流はおろか、コイ釣りにも行けないです。
まぁ仕事が忙しいのはいいことなんですけどね。鯰シーズン開幕の頃には暇になっちゃうかな?

なのでこんな時間ですがまだ仕事中です。
ひとつとりあえず一段落したのでホッとしておりますが、今週締切のものがひとつ、来週頭締切のものがひとつ。
さらに今週中に確定申告もしなきゃだし(全然まとめてない……)、明後日は取材に出なきゃだし……でまったく余裕がありません。
今週末は渓流にでも行こうかと思ってましたが、全然それどころじゃないですね……。


で、そんな中なんですが、携帯電話をiPhoneに換えてしまいました。
なにもこんな忙しい中変更しなくてもよかったと今更ながらに思いますが、値下げしたし、キャッシュバックはあるし、ワンセグチューナーも付いてくるし、まぁ、こういうのは何かきっかけが無いとしないものですからね。
ちなみにMNPでメインにしました。
乗り換えてから知ったのですが、なんか、iPhoneってメインにするのは危険?だったようですね。
実際、使ってみて電話もメールもiPodのオマケとして付いているくらいのものですし。
インチキ臭いアンテナショップで買ったので、携帯アドレスのバックアップもしてくれず、移行させるのにちょっと苦労しました。

とにかく不便に思ったのが、

・メールのフォルダへの自動振り分けができない。
 こんなの、アプリのバージョンアップであっという間に出来るハズなんですけど……。

・なぜテキストの選択範囲(カット、コピペ)が出来ない?
 同じく、こんなのアプリのバージョンアップであっという間に出来るハズ……。

・メールのリアルタイム受信とともに、着信音と画面表示が同時に出来ない。
 なんか専用のアドレスを作らなきゃダメらしい。不便極まりない。

・サイドにLEDがない
 着信やメールが来ていても、iPhoneとにらめっこしていなかったらわからない……。

慣れない云々は別として、携帯電話を舐めてるとしか思えない作りです。
まぁ、変更しちゃったので慣れるしか無いんですけど……。
そもそも、LED以外の項目は簡単に修正できそうなものなんですけど、アップルは何を考えているのでしょうかね?(リアルタイム受信はせめて専用メアドだけでもなんとかしてくれ)
買いにいく前までは、けっこうワクワクしていたんですけど(このワクワク感は久しぶりだった♪)、いざ手にしてみたら、とにかく大変なことだらけです。

アプリも少し入れてみましたが、まぁ、別に、なんとも、みたいなものばかりで……。
でもきっと、使い込んでいけば『買ってよかった!』って思う……ように祈りたいです。

メイン機種にしようとしている人は、本当にそんな機能が必要か? ってよ〜く考えてからのほうがいいと思います。
「iPod Touch買うなら、こっちのほうがお得じゃん」くらいの気持ちで乗り換えてはいけません。
なんといっても、落下して重いダメージの破損をした場合、修理代は72.450円もかかりますから! 別にiPod Touch買ったほうがいいと思います。

サブ機なら全然楽しいんだろうけどな〜。

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2008年12月30日 (火)

年の瀬&快挙!

今年も残すところ2日となりました。

土曜日に松戸二郎で年末の挨拶をし、日曜日には馴染みの釣具店で年末の挨拶をし、そして本日(すでに昨日だけど)はまだ営業しているお客さんに年末の挨拶&お歳暮etc...を届けに行ってきました。

年内もうちょっとやらなきゃいけない仕事は残っているんだけど、さきほど年賀状のデザイン&プリントもしたし(まだ宛名は書いてないけど)、年内の税金や年金の支払いも全て済ませたし、あとはみかんを買って(毎年10〜20kg買うので選ぶのが大変)、餅をつけば今年も無事終了。

今年の釣り納めは土曜日にコイ釣りへ行って、4バイト2キャッチ1バラシでしたがかなり楽しめたのでよし。
来年の釣り始めはコイかカワハギか管釣りのどれかかな?


今日、お歳暮を届けに行ったお客さんのところでも話したのだけど、この不景気をどうやって乗り切るか。
フリーで仕事をやっている身としては、来年はさらに苦しい一年になるのは目に見えているのは確か。いいお客さんに恵まれてるとはいえ、この不況ですから仕事の発注が減るのは当然、やはり自分で何か作って行かないともうダメでしょうねぇ。とはいえ、それも難しい話なんですけど。
出版・印刷業界はかなり厳しいですから、他になにか考えないといけないですね。

今年一年を振り返っても、仕事をしていた雑誌がいくつか無くなったりで仕事は半減。まぁそのわりに売り上げがそれほど(仕事量が減ったわりに)落ちなかったのは奇跡的。まぁ設備投資代はかなり掛かりましたが……。
生きて行くためには、設備投資をして、この年になっても新しいことを勉強して行かなければなりません。
このご時世、いろいろ潰しがきかなければフリーで食って行くのは難しいです。


最近では副業的なカメラマンの仕事がわりと高評価を得ていて、今月発売の某全国誌2誌の表紙を飾ると言う快挙を成しました!
技術的な面では本業のカメラマンには劣るとは思いますが、並いるカメラマンの作品をおさえて編集部の人間に選ばれたというのは、やはり嬉しいですね。まぁ、こちらはそれだけ真剣に仕事をしているので、評価してもらえるのはとても光栄なことです。普段自慢できる様なことはほとんど無いので、こういう時くらいは自慢させて下さい。

今のところ2月半ばまでしか仕事が入っていませんが、来年もいい年になるといいのですが。
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、笑ってくれる鬼がいてくれるならそれはそれでよしと思います。


そうそう、最近うしの画像を探してこのブログに来る人がものすごく多いようです。
もう少し早く気がついていれば、うしくんをリクエストのポーズで写真を撮ってアップすることも出来たのですが……。
うちの年賀状は、もちろんウシくんに登場してもらっています。
年賀状の画像は年明けにでもアップしますのでお楽しみに。

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2008年8月22日 (金)

秋風

8月だというのに、なんだかちょっとだけ忙しいです。
といっても全然余力余っちゃってるくらいで、先月末に買った90冊の漫画も全部読めちゃいましたから。

どこも不景気だと思いますが、私が主に仕事をしている出版広告業界も不景気でして……。
まぁギャラがべらぼうに安くても良ければ仕事はあるのですが、そういう仕事はだいたい
「締め切りまでに終わらせれば、内容はどんなのでもオッケー。あ、奥付に自分の名前出すのがイヤだったら偽名使ってもいいから」
なんていう
『仕事終わらす前に、その本が終わってるだろ!』
的なものばかりなので、もちろんお断りしております。
まぁギャラが安めでも編集担当が面白い人だったり、仕事が面白ければある程度は我慢できるんですけど、ギャラが安くて仕事もつまらない、編集担当も最悪……じゃあストレスたまるだけですからねぇ。
そもそも安かろう悪かろうな内容の本を出して、売れるはずも無いんですけど。ねぇ。

とはいえ製造業などに比べればまぁ良い方……らしいです。先日も仕事で取材をしているときに、某製造業経営者から「お前みたいな仕事の方がいいよな」と言われました。
素材全て値上げ、安くなってるものなんて無い。頑張って製品を出しても、売り上げが出る補償は無い。まぁ、確かにそれと比べれば、爆発ヒット的な売り上げは望めないものの、生きていくくらいの売り上げだったらたいした投資なしに上げられますからね。今のところは。

売り上げは少なくても、楽しく仕事してる分、幸せなのかも。
ギャラ以上の時間を掛けて仕事をしても、お客さんが喜んでくれれば嬉しいし。その頑張りをわかってくれるお客さんがいるっていうことが、仕事をしている上での誇り。そう思える時間がずっと続くように、これからも頑張らないと。

なんだか突然秋風が吹いて虫が鳴き出したので、ちょっとセンチな気持ちになっちゃいました……。

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2007年3月15日 (木)

やっと……

仕事、ちょっと落ち着きました。ってこんな時間だけど……。
2日分くらい遅れていたけど、昨日今日と遅くまで頑張ったので、やっと追いついたって感じ。何度言っても仕事をしてくれないどこぞの会社の某クンにもこのくらい見習って欲しいものだ(笑)

今日(すでに昨日)は21時頃になって「あ、伊東家の最終回見逃しちゃった!」なんて思ってたけど、よくよく考えてみたら今日は水曜日。伊東家の食卓って火曜日だったんだよね……。頭の中がすでに1日遅れている。こういうのは仕事が遅れている時にはよく起きること。
そもそも、水曜日だってことに気づいたのがすごいこと。ホントに忙しい時は曜日も日にちもわかりませんから。

だけど明日(すでに今日だけど)が木曜日ってことは、今週はこれでちょっと落ち着くのかな。急ぎの仕事が1本入るのは決まっているのだけど、4ページものなのでそれほど焦る必要も無いし……。金曜日に行ってくれって言われた取材、断っちゃったけどこれなら受けても大丈夫だったかな?

そういえば現在進行している某雑誌で、取材に向かう途中に交通事故が起きたそうな。なんでも追突されたようで、取材に使うために借りていた車はボッコリ。それが取材が終わったあとだったら良かったんだろうけど、向かう途中だったから取材は当然中止。しかも締め切り間際だったため、その企画自体が没になった模様。
こういう場合、ライター、カメラマン、モデルのギャラは相手に請求できるんでしょうけど、なんだかな〜って気がします。もらい事故って防ぎようがないですけど、交通事故って大抵は加害者の不注意で起きるものですから、車の運転は皆さん気をつけましょうね。

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2007年2月18日 (日)

なんだかなぁ

今年に入って、仕事が慌ただしく動いている。それも悪い方向へ動くものが多い。

一つ、今月頭でなくなった仕事。
雑誌の売れ行きが良く、経営サイドは月刊化に踏み切ったが、制作サイドはそれに否定的。結局、制作サイド(編集、デザイン)総入れ替えで実質リニューアル月刊化。いい内容になればいいが、新体制の制作の人間は編集、デザインともに本の内容に対して知識なし。
すでに元デザインのアートディレクターのブログに苦情(?)の書き込みが……。


専門誌というと、一般の方は内容に精通した人が作っていると思われがちですが、実際はそうでもないんですよ。それこそ、パソコン専門誌の編集者なのにその編集部に入って初めてまともにパソコン使ったとか、釣り雑誌なのに、入社して初めて釣りをしたとか。
プロ意識を持って編集をしている人間ならいざしらず、サラリーマン意識の高い編集者の中には、仕事を回して本を出せば十分、っていう人も(というか知識がないからそれしかできない)いるんです。

もちろん編集者やライターは、プロとしてはある程度未経験のジャンルでも対応できなくてはいけない。ですが、当然、本のクオリティを考えたらその手の内容に精通していないと本当にいいものは作れないのも事実。エディトリアルデザイナー(雑誌の誌面をデザインする人)に至っても、そのジャンルの知識があるかないかでは、(編集が仕事のできる人間なら問題ないけど)内容に差が出るのは歴然。


とはいえ、専門知識がある編集部員がいても、悪い会社もある。
もう一つ、今月でなくなった仕事。
無くなったのは別にこちらのミスではなく、相手の一方的な理由。
メインの編集さんから次回の打ち合わせの電話が来たときに、『請求書で1cのデザイン料が4cで来てた話、行ってますか?』と全く意味の分からないことを言われた。
そもそも、前任者から仕事を引き継いだときに、当時の編集長と『ページ単価は前任者と同じく4c(いわゆるカラーページ)、1c(モノクロページ)に関わらず一律○○○○円』となっていて、仕事を始めた約1年前からそれで請求書を出していた。ちなみに言われた1cページの値段は4cページの半額。
単純に1cだから半額、などと言われても、デザイン上の作り込みは1cも4cも一緒。むしろページによっては1cの方が手がかかることもある。これではこちらも納得がいく訳がない。
で、上記のページ単価の経緯を伝えて、一年近くな〜にも言われていなかったのに突然そんなことを言われても困ると伝えると、
『あとで経理担当者に連絡させます』
と言われたのでその場は電話を切る。
その後、電話に出れなかったが経理担当者から留守電が入っていたので聞いてみると、ただ『請求書で1cのデザイン料が4cで来てたので再発行して下さい』という内容だけ。そもそもそんな値段の話は聞いていないし、もし初めに話をしていたら1年前の初回請求時に気がついているはずだし、まったく話にならない。
で、そのあと現編集長から電話があって、突然、『経営が厳しいのでデザインは前回で終わりにして欲しい』とのこと。通常であれば値下げ交渉が先なのだが、そんな話もなくいきなり事実上の首。これはまったく筋も通っておらず、通常ではあり得ない話。

さっきの値下げに続いて、連続で筋の通らない訳の分からない話。
あとから値段を半額で、なんて言ってくる会社は信用できないので、こちらも仕事を断る覚悟はできていたので仕事打ち切りについてはすんなり承諾。ただし、いわれもない値下げについては引き下がる訳に行かない。
で、当然そんなのは困ると言うと、
「今までの分は仕方ないので請求はしません」
と、なんとも恩着せがましい態度。さらに、
「でも今回の請求分は半額じゃないと困る」
ハァ? 困る? 本当に困るのはどっちだと思ってるの?
本当に話にならない。一度も言われていない金額に対してそんな強気に出られても。値下げ交渉が事前にあったのならもちろんこちらも譲歩するけど、請求書を出して2週間たった後にそんなことを言われて聞けるかっての。
最後は、
「仕方ないのでこちらでなんとかします」
もう話にならないので文句は言わなかったけど、はっきり言って始末の悪い会社。
話の流れから、なんとなくこれもこちらを打ち切るための口実に聞こえてくる。そもそも、編集部の体制が悪く、いつも徹夜対応させられていた仕事。こちらとしてはなくなれば楽になるのでほかに営業できるから別にいいんだけど、勝手にこちらを悪者にするのは会社として以前に人としてどうかと思う。
予算がないなら、あらかじめ相談してくれればその予算内で作れるようにこちらも努力することはできる。どんな安い仕事だって、こちらはプライドをかけて仕事してるんだから、手を抜くこともないし。
担当の編集さんはいい人だったんだけどなぁ。


同じ日に別件の打ち合わせに行っているとき、新規の仕事が入ってきたんだけど、なんだかんだでそれもお流れに。
その流れた理由って言うのが、そのお客さんが商品を発注した某メーカーの怠慢で、広告入稿期限ギリギリにならないとサンプルが揃わないので、お客さんの地元で広告を作るということになってしまった。その地元っていうのが青森なもんだから、これはなんとも仕方がない。
でも、その某大手メーカーの怠慢の理由って言うのが、『担当者が忘れてた』っていうんだからビックリ。その担当者はさらに大きな、日本人なら誰でも知っていそうな某大手メーカーから天下ってきた人だって言うから、これはもうなんだかなぁ、と思わざるを得ない。
その人が発注を忘れていたせいで、いったいどれだけの人が迷惑被っていると思っているのか。きっとその人にはまったくわからないんだろうな。なんてったって、客に対して逆ギレしたらしいし……。

周りでもなんだかいい話は聞きません。なんだかなぁ。
どうにもお客さんの目が肥えたというよりも、悪かろう安かろうを提唱する会社がとにかく増えてきた気がしてならない。もちろんこの景気だからそれもわからないでもないけど、だからこそ先々まで見据えてしっかりしたいいものを作って行かないと先が見えちゃうんじゃないのかな。

でも、今が踏ん張りどころなんでしょ。きっと。
無くなった仕事を埋めて余るくらいの仕事の話も来てるし(決まればだけど)、秋を目指して動くものが他にもあるし。
とにかく、前向きに頑張るっきゃないな。

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2007年1月15日 (月)

勝ち組、負け組

今年は仕事始めから徹夜だったのですが、新年早々徹夜が多いです。
別に文句を言っている訳ではなく、仕事があるのは本当にありがたいことです。徹夜したって、土日がなくたって、仕事があるのは本当に嬉しいこと。

Exciteのニュースで、「あなたは勝ち組、負け組?」みたいなニュースがありました。どこかのサイトでアンケートをとった結果が載っていたのですが、見た人はいますかね?
自分が勝ち組か負け組かどちらかと言えば、『去年はなんとか勝ち組』という感じですかね。別に年収がスゴいというわけではなく、話の中にあった「仕事があるだけで勝ち組」と同じ意見という意味でです。
フリーになってそれほど長い訳ではないですが、去年はホントお客さんに恵まれました。もちろん、私もクライアントの期待に添うように頑張ったから仕事がつながっていったと思っています。

年が変わって2007年、年頭からいろいろ動きがあります。
まず、無くなるのが決定した仕事。
とてもデザインがうまい、現在仕事の面では師匠と仰いでいる方のところの仕事が一つなくなります。
かいつまんで言うと、受注していたのは隔月刊の女性誌。昨年から版元が月刊化を目指して動き出したのですが、現編集部ではその分の広告は取れないだろうと(実際に難しいでしょう)反発。その結果、現編集部を潰して仕事は編集プロダクション(外注)に出すことが決定したらしい。
簡単に外注というが、専門知識が必要なジャンルの雑誌だけに経験者のいない編集部員ではムリ、と判断したようで仕事はお断りしたようです。その方もおっしゃってますが、良い編集あっての良いデザイン=良い雑誌ですもんね。
個人的には、「仕事がなくなる=収入が減る」というのではなくて、その方の仕事がなくなるのが悲しいです。

次はライティング&デザイン(&撮影)もさせてもらっているクライアントのお話。
先週、新年の挨拶もかねてそのクライアントのところへ行ってきたのですが、やっている雑誌の業界的に、今年はさらに厳しいだろうとのこと。まぁここ数年の流れを見てきてもかなり厳しいんでしょう。すでに今月、同業他社の雑誌が休刊(実質的には廃刊)になるのが決まったらしいですし。

とはいえ、マイナスな話ばかりではありません。新事業部を起こすという企業もいくつか。
一つは儲け重視というより、楽しさ重視。まぁ、いろいろあってどうなるかわかりませんけど。
一つは、儲けなきゃいけないんだけど、儲けるシステムができていない。企業として、見通しが甘すぎる。結局新事業部を起こすことは確定したようだけど、今後、話をもっと詰めていかないといけないです。こちらもボランティアで仕事はできませんからね。でもやるからにはちゃんと儲かるように考えないと……。あとはクライアントがどこまで一生懸命やってくれるかってところ。ただでさえ自社の仕事なのに動かないクライアントですからね(ホント不思議)。

とまぁ今年もいろいろ動き出した訳ですが、昨年に比べればかなり厳しくなるのが目に見えています。
ですが、来年の今頃また「去年はなんとか勝ち組だった」と言えるように頑張って行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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2006年11月21日 (火)

ちょっと変わった?DTPの仕事

今やっている仕事の一つをちょっと紹介。
某アウトドア系の出版社の本なのですが、

001
ただの平坦な地図を……

002
『北西から光が当たっている』と仮定して、等高線を見ながら南東方向に陰をつけて立体的にしていきます。もちろん手作業で……。

出来上がりを見ると「ふ〜ん」と思うかもしれませんが、思ったより難しいです。はじめはさっぱりわかりませんでした。でも慣れてくると、「見える、動きが見える」じゃないですが、地図を見ると頭の中で立体的に見えてくるようになります。
ぜひ二つの画像を見比べてみてください。


過去にやった変わった仕事では、『常用漢字(+旧漢字)を1画からすべて順番に並べて打っていく」というものもありました。これだけ聞いてもよくわからないでしょうが、約2000文字近い漢字をすべて手作業で打ち込んでいくんですよ。途中からずるしましたが、それでも旧漢字は作字するのが300くらいあったような。気が遠くなるような作業でした。
これは仕事も最悪、受注先も最悪。支払い予定から10ヶ月経ってますがまだ支払いがありません。


別に普段こんな仕事ばかりやっている訳ではないですよ。生きていくためにはこういう仕事も必要なのです(本業はデザイナーです。念のため)。

003
普段の仕事はこんな感じ。

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